ミステリな記憶

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【国内ミステリ】『花の下にて春死なむ』北森鴻 78P


内容

年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなるじけんの真相を語る表題作をはじめ、気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を解き明かす全6編の連作ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。


感想

兎にも角にも、この小説に登場するビアバー「香菜里屋」の雰囲気。そしてマスター工藤の魅力に惹かれた◎

常連客などの、他の登場人物も個性豊か。

連作短編ならではの小気味良さと、目に見えない人間同士の繋がりやそこに佇むさまざまな感情を味わえた。


評価(好み偏重型)

謎への吸引力 ★★★☆☆
展開の吸着力 ★★★★☆
結末の意外性 ★★★☆☆
登場人物の個性 ★★★★★

ぽっさんポイント 18P

合計 78P


最後に一言

マスター工藤の創作料理が途轍もなく美味しそう。次はどんな料理が出るのか、と想像しながら読むのも良いかも。